• 本

怪奇映画天国アジア

出版社名 白水社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-560-09403-7
4-560-09403-9
税込価格 3,190円
頁数・縦 321,17P 20cm

商品内容

要旨

なぜ幽霊は女性であり、弱者であり、犠牲者なのか?インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、カンボジアなど、東南アジア各国の怪奇映画の歴史と現在、恐怖と身体の政治性を解き明かす、画期的な論考。

目次

第1章 怪奇映画はいかに語られてきたか
第2章 インドネシアの怪奇映画
第3章 タイの怪奇映画
第4章 二〇〇〇年代のインドネシアの怪奇映画
第5章 二〇〇〇年代のタイの怪奇映画
第6章 マレーシア、シンガポール、カンボジアの怪奇映画
第7章 結論

出版社・メーカーコメント

アジアの怪奇映画史、恐怖と身体の政治性、アミニズム的精霊信仰との関係を解く。渾身の書き下ろし!

著者紹介

四方田 犬彦 (ヨモタ イヌヒコ)  
1953年、西宮生。東京大学人文系大学院比較文学比較文化科にて博士課程を修了。建国大学(ソウル)、コロンビア大学にて日本文学・日本映画を講じたのち、現在は明治学院大学文学部芸術学科教授として映画史を講じる。映画、文学、演劇、漫画、都市論と広い領域にわたって批評活動を行なう。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞などを受賞。またサイード、ダルウィーシュ、ボウルズ、パゾリーニの翻訳がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)