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流通戦略の新発想

PHP新書 245

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-569-62736-6
4-569-62736-6
税込価格 792円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

IT技術の導入、外資系企業の参入、顧客ニーズの多様化、大手小売店の破綻…大再編が進む流通業界。成功し続ける企業は何が違うのか。森ビル、イトーヨーカ堂、イオン、しまむら、伊勢丹、丸井、ヤオコー、吉野家、赤福、菱食―本書では、デベロッパー、百貨店から伝統産業、問屋まで、日本の流通業を盛り上げる10の企業の経営者を取材。「効率化の徹底」と「付加価値の形成」を実現する各戦略を鋭く分析する。流通業の動きをみれば経済の流れがわかる!最先端の現場が示す、日本経済・未来の図式。

目次

第1章 デベロッパー―森ビルの戦略モノを売るからモノが売れない
第2章 GMS(大型総合スーパー)―イトーヨーカ堂の消費心理学
第3章 GMS―イオンが挑戦する「グローバル10」
第4章 専門店チェーン―「しまむら」の物流管理システムは日本一
第5章 百貨店―伊勢丹のブランド価値を高める方法
第6章 GMS・専門店―丸井は若者を飽きさせない
第7章 食品スーパー―地域の食卓をまかなうヤオコー
第8章 外食産業―吉野家のワンブランド展開
第9章 伝統産業―地方の大企業、赤福
第10章 問屋―情報機能で“新しい問屋”となった菱食
終章 流通最先端を読む

著者紹介

伊藤 元重 (イトウ モトシゲ)  
1951年静岡県生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。ロチェスター大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学Ph.D.取得。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。専攻は、国際経済学、流通論。著書に『挑戦する流通』(石橋湛山賞受賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)