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ふしぎ 〈霊験〉時代小説傑作選

PHP文芸文庫 み1−18

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-569-90151-0
4-569-90151-4
税込価格 847円
頁数・縦 288P 15cm

商品内容

要旨

拝み屋の少年、日道が何者かに襲われた。日頃から日道を気にかけていた岡っ引きの茂七は下手人を探そうとするが…「遺恨の桜」(宮部みゆき)、元旦に垢抜けない少女が国見屋に迎えられた。主人夫婦は賓客として遇するが、息子の央介は彼女の目を見て怯える。じつは少女は、相手の罪を映し出す力の持ち主だった…「睦月童」(西條奈加)他、書き下ろし含む五編を収録。江戸のふしぎな物語を集めた短編集。

出版社・メーカーコメント

江戸のファンタジーは面白い! 「人の罪を映す」目を持った少女や、超能力を持つ拝み屋の少年の物語など、幻想的な傑作短編を収録。

著者紹介

細谷 正充 (ホソヤ マサミツ)  
文芸評論家。1963年生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる
西條 奈加 (サイジョウ ナカ)  
北海道生まれ。2005年、『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞、12年、『涅槃の雪』で中山義秀文学賞、15年、『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞、21年、『心淋し川』で直木賞を受賞
泉 ゆたか (イズミ ユタカ)  
1982年、神奈川県生まれ。2016年、『お師匠さま、整いました!』で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー。19年、『髪結百花』で日本歴史時代作家協会賞新人賞、細谷正充賞を受賞
廣嶋 玲子 (ヒロシマ レイコ)  
神奈川県生まれ。『水妖の森』でジュニア冒険小説大賞を受賞し、2005年にデビュー
宮本 紀子 (ミヤモト ノリコ)  
京都府生まれ。2012年、「雨宿り」で小説宝石新人賞を受賞しデビュー。19年、『跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹』で細谷正充賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)