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贈与の文化史 16世紀フランスにおける

出版社名 みすず書房
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-622-07307-9
4-622-07307-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 276,48P 20cm

商品内容

要旨

贈与の精神、そのプラティック、社会的な意味や失敗、賄賂、国王たち、神々…モースからバタイユ、デリダまでの贈与論に、歴史学からのエレガントな応答。

目次

1 贈与の精神
2 贈与の慣行と公共の時間
3 贈与の慣行と社会的意味
4 贈ることと売ること
5 失敗した贈与
6 贈与、賄賂、そして国王たち
7 贈与と神々

出版社
商品紹介

社会の各レベルで人間関係を支え、身分・階級を跨る抑圧を和らげる「贈与=贈物」を、民衆文化やジェンダー論の視点で鋭く分析。

著者紹介

デーヴィス,ナタリー・Z. (デーヴィス,ナタリーZ.)   Davis,Natalie Zemon
1928年生まれ。アメリカの歴史家。プリンストン大学ヘンリー・チャールズ・リー歴史学名誉教授。トロント大学でも歴史学、人類学、中世学を講じた。専攻は、16‐17世紀フランスの宗教生活・民衆文化・ジェンダー研究
宮下 志朗 (ミヤシタ シロウ)  
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。フランス文学・言語情報科学。著書『本の都市リヨン』(晶文社、大佛次郎賞)ほか。現在は、ラブレー、モンテーニュの著作を翻訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)