• 本

バラエティ化する宗教

出版社名 青弓社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-7872-1045-6
4-7872-1045-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 185P 21cm

商品内容

要旨

霊能テレビ番組やスピリチュアル番組、不思議現象番組、宗教団体の過剰報道など、いまや宗教はエンターテインメントとして発信されている。「スピリチュアリティとテレビの共犯関係」と「宗教をめぐる報道とステレオタイプ」を軸に、テレビ番組の受容、スピリチュアルブーム、放送コード、メディアスクラムなどの具体例から、バラエティ化する宗教の実像に迫る。

目次

第1部 スピリチュアリティとテレビの共犯関係(バラエティ化する宗教とテレビ
テレビメディアで語られるスピリチュアリティ―日本とアメリカの事例から
スピリチュアルとそのアンチ―江原番組の受容をめぐって
放送コードと霊能者
「動物と話せる女性」の世界―テレビに描かれる「共存と癒し」の物語)
第2部 宗教をめぐる報道とステレオタイプ(昭和三十年代(一九五五‐六四年)の大本とテレビ
NHKプライムタイムでの宗教の扱いについて
白装束集団に対する集中報道はなぜ起こったのか
ステレオタイプ化する宗教的リアリティ)

著者紹介

石井 研士 (イシイ ケンジ)  
國學院大學神道文化学部教授。専攻は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)