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ユリイカ 第42巻第11号10月臨時増刊号

総特集☆冲方丁 『マルドゥック・スクランブル』『蒼穹のファフナー』『オイレンシュピーゲル』『天地明察』…ジャンルを越えて躍動する若き物語作家の冒険

出版社名 青土社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-7917-0213-8
4-7917-0213-1
税込価格 1,362円
頁数・縦 229P 23cm
シリーズ名 ユリイカ

出版社・メーカーコメント

総特集☆冲方丁 『マルドゥック・スクランブル』 『蒼穹のファフナー』 『オイレンシュピーゲル』 『天地明察』・・・ ジャンルを越えて躍動する若き物語作家の冒険  【書き下ろし小説】 OUT OF CONTROL / 冲方丁  【冲方丁かく語りき】 走り抜ける物語の法(テーマ) 越境する 〈日本語〉 作家 / 冲方丁 [聞き手=前島賢]  【冲方式三題問答集】 時代へ “遺題” するひと 『天地明察』 から見える江戸と現代 / 冲方丁×養老孟司 一〇〇〇枚のその先へ 「書く」 ことの “自由” を求めて / 冲方丁×夢枕獏 「嫌がらせ」 を作品に昇華する方法 お子さま厳禁 !? 毒々トーク? / 冲方丁×篠房六郎  【絵師競演 !】 『マルドゥック・スクランブル』 / 寺田克也 『マルドゥック・スクランブル』 / TNSK 『微睡みのセフィロト』 / 笹井一個 『天地明察』 / 前田浩孝  【二一世紀の 「物語」 を求めて】 両世界の二〇〇三年 / 笠井潔 民話と神話のあいだ / 福嶋亮大 Human Meets the Universe 「なーんか、世界とか救いてぇー」 と冲方丁は呟いた / 池田純一  【『天地明察』 読解指南】 時代小説史の中の 『天地明察』 冲方丁と白井喬二の接点を中心に / 末國善己 冲方丁の 「算額奉納」 / 八代嘉美  【筆先はとどまることなく】 出発点としての秩序と混沌 冲方丁のデビュー作 『黒い季節』 から / 円堂都司昭 空虚な彼女は刻印(スペル)で遊ぶ(シュピール) 冲方丁 『ばいばい、アース』 / 海老原豊 球体の奏でる音楽 冲方丁論 / 飯田一史 物語に選ばれた作家 冲方丁の小説の書き方 / 中沢忠之  【集団と個の弁証法】 傷と傷跡と記号 ポスト 『エヴァ』 作家としての冲方丁 / 佐藤俊樹 《蒼穹のファフナー》 と 《ヒロイック・エイジ》 / 小森健太朗 学級委員・冲方丁 『冲方丁のライトノベルの書き方講座』 と 『[冲方式] 「アニメ&マンガ」 ストーリー創作塾』 を巡って / 神山修一 現代の集団制作下における作家 コンピュータ・ゲームから冲方丁について考える / 井上明人  【資料】 冲方丁全著作解題 / 飯田一史・前島賢