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天ハ自ラ助クルモノヲ助ク 中村正直と『西国立志編』

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-8158-0547-0
4-8158-0547-4
税込価格 4,180円
頁数・縦 388,8P 20cm

商品内容

要旨

明治最大のベストセラーとして日本産業化の国民的教科書となった『西国立志編』の巨大な影響を、翻訳者中村正直を軸に跡づけ、イタリア・中国などとの比較を通して、思想が文化の境を越えて運動する姿を立体的に描きだす。

目次

第1部 洋学に転じた漢学者中村正直(明治日本を造った一冊の書物
西洋の衝撃と東アジア ほか)
第2部 『西国立志編』とその余響(都落ち
合衆国の大頭領 ほか)
第3部 『セルフ・ヘルプ』から『クオレ』へ(三点測量へ
イタリア立志編の誕生 ほか)
第4部 東アジアにおける自由と自主独立思想の運命(中村の漢文著作の啓蒙的意義
「新機器ヲ発明創造スル人ヲ論ズ」の序 ほか)

出版社
商品紹介

近代日本を造った1冊の書物─『西国立志編』の巨大な影響を、中村正直の人と業績を軸に、比較の中で描く。

著者紹介

平川 祐弘 (ヒラカワ スケヒロ)  
1931年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、文学博士。大手前大学人文科学部教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)