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フランス中世史 1

カペー朝の革新

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-8158-1203-4
4-8158-1203-9
税込価格 8,800円
頁数・縦 438,95P 22cm

商品内容

要旨

フランクからフランスへ、西洋国家の淵源をたどる。紀元千年に現れた王国は、強大なライヴァルとの対決を経て、いかにその領域と体制を形作ったのか。グローバルな視座で政治・社会・経済を一望する本格的通史。本巻では、弱小な王権が西欧最強の君主へと飛躍する過程を、都市・領邦からスラヴ・地中海・中東まで広がるネットワークの中で描く(全2巻)。

目次

第1章 一〇世紀の変動
第2章 新奇なる遊弋
第3章 新王朝の曙光
第4章 城塞領主たちとの戦い―イル・ド・フランス地方―
第5章 イル・ド・フランスの地平を越えて
第6章 大国への道のり
第7章 大西洋と地中海の眺望
第8章 聖王の時代
第9章 不運な治世
第10章 挫折した世俗国家「革命」
第11章 兄から弟へ―最後のカペー王たち―

出版社・メーカーコメント

フランクからフランスへ、西洋国家の淵源をたどる−−。紀元千年に現れた王国は、強大なライヴァルとの対決を経て、いかにその領域と体制を形作ったのか。グローバルな視座で政治・社会・経済を一望する本格的通史。本巻では、弱小な王権が西欧最強の君主へと飛躍する過程を、都市・領邦からスラヴ・地中海・中東まで広がるネットワークの中で描く(全2巻)。

著者紹介

佐藤 彰一 (サトウ ショウイチ)  
1945年生まれ。現在、名古屋大学名誉教授、日本学士院会員、フランス学士院会員、博士(文学)。著書『修道院と農民』(名古屋大学出版会、1997年、日本学士院賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)