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食禅 心と体をととのえる「ごはん」の食べ方

知的生きかた文庫 か60−1 LIFE

出版社名 三笠書房
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-8379-8446-7
4-8379-8446-0
税込価格 693円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

禅的に、食生活を見直してみませんか?永平寺の典座(食事を司る僧侶)として修行した著者が指南。この「食べ方」「作り方」で今日一日がもっと豊かになる。まず、感謝して。そして、丁寧に。誰でも実践できる「食事+禅の教え」。

目次

1章 「食生活」をととのえる(その一粒の米は、多くの人の手を経ていまあなたの目の前にあります。
この「食べる心得」があると、毎日はもっと豊かになります。 ほか)
2章 「作り方」をととのえる(料理は「作る」のではなく、「作らせていただく」のです。
料理の出来は、「親切心」で大きく変わります。 ほか)
3章 「食べ方」をととのえる(心や姿勢が整っているか―食べる前に自問しましょう。
道元禅師が示した「やってはいけない食べ方」。 ほか)
4章 器、包丁、箸…「扱い方」をととのえる(自分の眼にふれるように、食材や道具を扱いましょう。
禅僧が食事のときに使うお椀を「応量器」といいます。 ほか)

おすすめコメント

禅的に、食生活を見直してみませんか? ◎その一粒の米は、多くの人の手を経ていまあなたの目の前にあります。◎「いただきます」は、シンプルかつ究極の感謝のことば ◎「食べ終わり方」しだいで、お粥一杯でも十分満たされます。◎食事は「作る」のではなく、「作らせていただく」のです。◎スマホ、テレビ……「ながら」食事は、浮気をしているようなもの ◎精進料理の味つけは、「薄味」ではなく「淡味」です。◎疲れたら、野菜たっぷりのお味噌汁をいただきましょう。◎にんじんの皮からは、最高においしいきんぴらが作れます。◎食器や調理器具を、大切な誰かと思って丁寧に扱いましょう。永平寺の典座(食事を司る僧侶)として修行した著者が指南する―― もっと豊かに食べ、丁寧に暮らすヒント

著者紹介

柿沼 忍昭 (カキヌマ ニンショウ)  
長光寺住職。1956年、神奈川県生まれ。20歳で出家し、インドを放浪する。駒澤大学仏教学部卒業後、アメリカの禅センターを訪れた際に、ヒッピーとの出会いなどを通じて、形にとらわれない禅の道を追求することを決心、大本山永平寺で修行する。現在、住職をつとめながら、精進料理研究家として、食事を通して禅を学ぶ「食禅(じきぜん)」を教え説く。また、禅アーティストとして、アメリカや日本の各地で個展を開くなど、活動範囲を広げながら求道を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)