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文学史としての源氏物語

出版社名 武蔵野書院
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-8386-0276-6
4-8386-0276-6
税込価格 12,100円
頁数・縦 341P 22cm

商品内容

目次

序章 日本物語文学史の方法論―風巻景次郎氏に導かれて
第1章 『源氏物語』の内裏と都(大内裏と内裏の文学空間
花の景としての都―須磨・明石巻を中心に
『源氏物語』「先帝四宮」考)
第2章 『源氏物語』の叙述と様式(『源氏物語』「垣間見」再考
『源氏物語』「垣間見」追考
『源氏物語』伝承と様式―花散里巻をめぐって)
第3章 『源氏物語』の表現と構造(『源氏物語』の二重構造―表層の犯しと深層の皇位継承争いと
『源氏物語』の場面構成と表現方法―末摘花巻を例として
『源氏物語』における風景史―景物から原風景へ)
結章 文学史としての『源氏物語』―浮舟の贖罪と救済

出版社・メーカーコメント

『源氏物語』がどのような仕掛けや仕組みによって構築された本文であるか。紫式部という存在を睨み据えつつ、古代の古代、古代の近代との併存する本文としての『源氏物語』を、基層と表層との重層性において捉える。日本物語文学史の方法論 . 大内裏と内裏の文学空間 . 花の景としての都 . 『源氏物語』「先帝四宮」考 . 『源氏物語』「垣間見」再考 . 『源氏物語』「垣間見」追考 . 『源氏物語』伝承と様式 . 『源氏物語』の二重構造 . 『源氏物語』の場面構成と表現方法 . 『源氏物語』における風景史 . 文学史としての『源氏物語』

著者紹介

廣田 收 (ヒロタ オサム)  
大阪府豊中市生まれ。1973年同志社大学文学部国文学専攻卒業。1976年同志社大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。古代・中世の物語・説話の研究、博士(国文学)。現職、同志社大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)