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見ることの塩 パレスチナ・セルビア紀行

出版社名 作品社
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-86182-049-6
4-86182-049-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 457P 19cm

商品内容

要旨

救い無きテロルの連鎖、増幅する憎悪!荒廃した風土と人心を前に人は何をなしうるのか。現代のアポリアに凝然と佇む深い苦悩と思索の旅。

目次

第1部 イスラエル/パレスチナ(テルアヴィヴへの到着
ユダヤ人の定義不可能性
日常生活 ほか)
第2部 セルビア/コソヴォ(ベオグラードまで
理念の廃墟
敗戦国の街角 ほか)
第3部 見ることの塩(ブーレカを食べる人々
記憶の故障)

著者紹介

四方田 犬彦 (ヨモタ イヌヒコ)  
1953年生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文化比較文学を学ぶ。ソウルの建国大学、コロンビア大学、ボローニャ大学で客員教授、客員研究員を歴任したのち、現在は明治学院大学教授として映画史を講じている。『映画史への招待』でサントリー学芸賞を、『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞と講談社エッセイ賞を受ける。2004年に文化庁文化交流使としてイスラエルとセルビア・モンテネグロに派遣された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)