• 本

現代人の祈り 呪いと祝い

出版社名 サンガ
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-904507-59-9
4-904507-59-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 258P 19cm

商品内容

要旨

「呪いの時代」を生き延びる術がここにある!話題の3人による対談&鼎談集。

目次

本書の主旋律―まえがきに代えて(釈徹宗)
第1章 呪いと祝い(内田樹×釈徹宗)(橋下大阪府知事といじめの構造
2ちゃんねると仮面 ほか)
第2章 お坊さんと精神科医による人間分析(釈徹宗×名越康文)(宗教と精神医学
宗教によって培われたパーソナリティ ほか)
第3章 顔と人格(内田樹×釈徹宗×名越康文)(「見た目」でわかるのがクレッチマーの三分類
「絵の中に塗り込められているのは、時間です」 ほか)
第4章 祈りの諸相―呪いと祝い2(内田樹×釈徹宗)(呪いを落とす「名人芸」
呪いの噺 ほか)

出版社・メーカーコメント

話題の3人による対談&鼎談集。現代人の苦悩を理解するヒントと、「呪いの時代」を生き延びる術がここにある!〈他者〉は顔や声や名前をもって〈私〉の前に現れる。〈私〉は〈他者〉なしには生きられない。しかし、突き詰めれば〈私〉は、死者を含めた〈他者〉に対して祈ることしかできない。では、いったい人はどのようなときに祈るのか?呪いと祝い、顔と人格、仏教と精神医学――宗教性の多様な側面を通して、〈私〉と〈他者〉を語りつくす。

著者紹介

釈 徹宗 (シャク テッシュウ)  
1961年、大阪府生まれ。大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。学術博士。現在、相愛大学人文学部教授、浄土真宗本願寺派如来寺住職、特定非営利活動法人リライフ代表。専門は宗教思想、人間学
内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論
名越 康文 (ナコシ ヤスフミ)  
1960年、奈良県生まれ。近畿大学医学部卒業。精神科医。思春期精神医療に携わる一方で、テレビ・コメンテーター、雑誌連載、映画評論、漫画分析などさまざまなメディアで活動。現在、京都精華大学特任教授。専門は思春期精神医学、精神療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)