樹齢２００年の盆栽が語りかける、人生の哲学。時間と数字に追われた生き方を変えるヒントが、ここにある。

第１章　“心を解き放つ”気持ちよさを知る（まずは盆栽の時間軸に入ることから始める
「自然」が、心の振り子を正常な位置に戻してくれる　ほか）
第２章　“生きる力”をもらう（忍んではいるけれど諦めてはいない姿
「芽が出りゃ摘まれ葉が出りゃ刈られそれでも茶の木にゃ花が咲く」　ほか）
第３章　“自然の摂理”を知る（美しい木は、根こそが美しい
盆栽には時計とは違う時間が流れてる　ほか）
第４章　“うつろうもの”を育て、いとおしむ（季節感を感じるアンテナは一生もの
「水やり三年」　ほか）

キリキリ、クヨクヨ、イライラ……常に数字を要求され、時間に追われる今だから読んで欲しい、疲れた心に効く「読む」盆栽本。