• 本

エル・シッドとレコンキスタ 1050−1492キリスト教とイスラム教の相克

オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ

出版社名 新紀元社
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-7753-0026-8
4-7753-0026-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 51P 25cm

商品内容

要旨

北アフリカを征服したウマイヤ朝イスラム軍は、次いでイベリア半島を侵略。711年に西ゴート王国を滅ぼし、半島の大部分を支配下に収めた。半島北部に残ったキリスト教勢力は微弱ながらも抵抗を続け、イスラム勢力の衰弱とともにやがて諸国家を形成してゆく。キリスト教徒による「レコンキスタ」(再征服)は、レオン、カスティリャ、アラゴン王国などにより11世紀から本格化し、1492年、半島南端のイスラム国家グラナダ王国が陥落。700年以上にわたった「レコンキスタ」はようやく完遂された。本書では中世スペイン、レコンキスタ期の両勢力を紹介する。しだいに攻勢に出るキリスト教諸国家、壊滅に瀕したイスラム勢力を援助し、半島になだれこんだアル・ムラービト、アル・ムワッヒド朝の軍隊など、当時の情勢とともに、相対する両者の組織や武装を理解することができるであろう。

目次

年表
キリスト教徒軍1050〜1150年
タイファ軍とアル・ムラービト軍
キリスト教徒軍1150〜1300年
アル・ムワッヒドとアンダルシア人1120〜1270年
14世紀キリスト教徒軍
グラナダ王国
攻城、城塞、火器
カラーイラスト解説