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八本目の槍

出版社名 新潮社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-10-352711-4
4-10-352711-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 394P 20cm

商品内容

文学賞情報

2020年 第41回 吉川英治文学新人賞受賞
2020年 第8回 野村胡堂文学賞受賞

要旨

秀吉の配下となった八人の若者。武勲を上げた七人は「賎ケ岳の七本槍」とよばれるようになる。「出世」だけを願う者、「愛」だけを欲する者、「裏切り」だけを求められる者―。己の望みに正直な男たちは、迷いながらも、別々の道を進んだ。残りのひとりは、時代に抗い、関ケ原で散る。この小説を読み終えたとき、その男、石田三成のことを、あなたは好きになるだろう。共に生き、戦った「賎ケ岳の七本槍」だけが知る石田三成の本当の姿。そこに「戦国」の答えがある!

おすすめコメント

知れば知るほど、胸が躍る。賤ケ岳の七本槍、そして石田三成の波乱の人生と哀しき秘密。歴史小説最注目作家、期待の上をいく飛翔作。

著者紹介

今村 翔吾 (イマムラ ショウゴ)  
1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。同作で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。大ヒットシリーズの「羽州ぼろ鳶組」は、第4回吉川英治文庫賞候補に。2018年「童神」(刊行時『童の神』と改題)で第10回角川春樹小説賞を受賞、同作は、第160回直木三十五賞候補にもなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)