• 本

優れたリーダーはみな小心者である。

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-478-06696-6
4-478-06696-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 287P 19cm

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要旨

ブリヂストンといえば、フランスのミシュランなどを上回る世界最大のタイヤメーカーであり、日本を代表するグローバル企業の一つである。同社でCEO、会長を歴任し、リーマンショックを乗り越え、創業以来最大規模の組織改革を推し進めるなど「超強気の経営」で知られたのが本書の著者、荒川詔四氏だ。だが、その「超強気」な豪腕ぶりとは裏腹に、本人は自分を、元来引っ込み思案で繊細な性格と語る。そして本書では、他の優れた実績を残した企業トップやリーダーたちには同様に、繊細で「小心者」と見なされる内向性があることが多いと指摘。繊細であるがゆえに慎重に状況を見きわめ、事前に時間をかけて熟考している。それが、いざというときの大胆な「決断」に結びつくというのだ。また、傲慢さがないことで、現場の共感と信頼を得やすい。本書では、「小心さ」「繊細さ」を武器にリーダーシップを発揮し結果を出すための25の鉄則を、自らの経験などを元に明らかにしている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2017年11月17日]

商品内容

要旨

世界No1シェアを誇るグローバル企業ブリヂストン。14万人を率いたリーダーは、なぜ「命令」を嫌ったのか?ブリヂストン元CEOが贈る最強チームを生む25の鉄則。内向型人間こそ本物になれる。

目次

第1章 「小心な楽観主義者」が最強である(誰かを「指導」するなどという不遜な考えを捨てる。
「小心な楽観主義者」こそが、最強のリーダーである。 ほか)
第2章 「臆病者」しか生き残れない(「人格者」をめざすな。
「自尊心」を傷つけることほど愚かなことはない。 ほか)
第3章 「心配性」だから強くなる(リーダーは「1円」も稼いでいない。
「現場」を知らない者は決断できない。 ほか)
第4章 「組織の力学」に敏感であれ(地位は「ダメな人」をつくる。
「負のメカニズム」を知り尽くす。 ほか)
第5章 すべては「理想」から始まる(臆病な「理想主義者」であれ。
リーダーは「芸術家」であれ。 ほか)

おすすめコメント

「繊細」でなければ、「本物のリーダー」にはなれない!日本を代表するグローバル企業で、全世界14万人のトップを務めた著者が教える「リーダーシップの教科書」!「自信がないのが武器である」「心配性だから先見の明が育つ」「臆病者ほど決断力がある」「小心な楽観主義者が最強である」など25の知恵!

著者紹介

荒川 詔四 (アラカワ ショウシ)  
株式会社ブリヂストン元CEO。1944年山形県生まれ。東京外国語大学外国語学部インドシナ語学科卒業後、ブリヂストンタイヤ(のちにブリヂストン)入社。タイ、中近東、中国、ヨーロッパなどでキャリアを積むほか、アメリカの国民的企業ファイアストン買収時には、社長秘書として実務を取り仕切るなど、海外事業に多大な貢献をする。タイ現地法人CEOとしては、国内トップシェアを確立するとともに東南アジアにおける一大拠点に仕立て上げたほか、ヨーロッパ現地法人CEOとしては、就任時に非常に厳しい経営状況にあった欧州事業の立て直しを成功させる。その後、本社副社長などを経て、2006年に本社CEOに就任。2012年3月に会長就任。2013年3月に相談役に退いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)