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定本中国仏教史 2

出版社名 柏書房
出版年月 1994年6月
ISBNコード 978-4-7601-1088-9
4-7601-1088-7
税込価格 18,689円
頁数・縦 732P 22cm
シリーズ名 定本中国仏教史

商品内容

要旨

教理史にとらわれない斬新な視点と手法により、中国仏教の本質を見事に抉出。現代中国の第一人者による決定版。各時代を通し、仏典の中国語への翻訳過程を綿密に分析、異文化としての仏教がいかに受容・変容されたかを解明。漢訳された史・資料の豊富な引用によって詳細に解説。訳書では本文中の引用経典に大正蔵の対応箇所を明示した。

目次

第1章 西晋時代の仏教(西晋の社会と仏教
西晋時代の仏典の翻訳
竺法護の翻訳仏典
仏教の『般若経』思想と玄学)
第2章 東晋十六国時代の北方社会と仏教(後趙政権と仏図澄
釈道安
仏図澄と釈道安の弟子、およびその布教活動
六家七宗
鳩摩羅什とその訳経
初期仏教の基本経典『阿含経』の伝訳
鳩摩羅什訳の仏教典籍における中心思想
『法華経』の思想
鳩摩羅什の弟子と僧叡、僧肇)
第3章 東晋時代の南方の仏教(東晋の社会と仏教
東晋士族による奉仏の代表―孫綽・〓超
比丘尼僧団の設立と東晋時代の南方寺院
法顕の求法の旅と『仏国記』
慧遠の活動と廬山僧団
慧遠の仏教思想体系)