• 本

近世の民衆と支配思想

ポテンティア叢書 43

出版社名 柏書房
出版年月 1996年10月
ISBNコード 978-4-7601-1347-7
4-7601-1347-9
税込価格 5,060円
頁数・縦 307,6P 21cm

商品内容

要旨

近世前期幕藩領主の支配のイデオロギーを、民衆の視点から構造的にとらえ直す!諸政策の背後にある儒学思想を具体的に分析。支配の装置としての祭礼と、統一権力の思惑を超える民衆のエネルギーにもスポットを当てる。

目次

序章 支配思想と民衆―研究史と本書の立場
第1章 幕藩制前期における支配思想と民衆
第2章 幕藩領主と支配思想
第3章 鈴木正三の思想
第4章 鹿野小四郎『農事遺書』の農業経営と思想
第5章 『三河物語』における二つの「起請破り」をめぐって
第6章 「公儀の神」と民衆
第7章 東照宮祭礼について
第8章 近世都市文化論
第9章 藩政確立期の教育と教化
第10章 教養文化をめぐる武家と民衆