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決断 ユンガー、シュミット、ハイデガー

パルマケイア叢書 11

出版社名 柏書房
出版年月 1999年2月
ISBNコード 978-4-7601-1716-1
4-7601-1716-4
税込価格 4,180円
頁数・縦 210,47P 22cm

商品内容

要旨

第2次大戦前夜、当時最高の知識人が促した『決断』とは何か。ナチズムと通底するファシスト的知性の思考を、犀利な論理で解明したデモーニッシュな思想家論。

目次

第1章 予備考察(歴史意識と主体性
実証主義的な国家概念
自ら自身に矛先を向ける市民層)
第2章 ユンガー、シュミット、ハイデガーにおける「決断主義」(エルンスト・ユンガー―闘争
カール・シュミット―決断
マルティン・ハイデガー―覚悟性 ほか)
第3章 離脱と解体(カール・シュミットにおける具体的な秩序思考
エルンスト・ユンガーにおける本質的思考
マルティン・ハイデガーにおける本質的思考と存在の問い)
第4章 決断と歴史性(これまでの考察の成果
人間的行為の構造
決断、歴史性、社会構造)