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子どもはどのように絵本を読むのか

子どもと本 3

出版社名 柏書房
出版年月 2002年11月
ISBNコード 978-4-7601-2266-0
4-7601-2266-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 382P 20cm

商品内容

要旨

子どもは「絵」を読む天才?!これまでにないまったく新しいタイプの絵本論。

目次

絵本はなぜ多様で自由な形態をしているのか―絵本の歴史を振り返る新しい見方
トンネルのなかで―絵本とポストモダン
いたずらかごほうびか、絵本と喜劇の形式
芸術家の目で絵本を読みとる
絵のなかへ
『おじいちゃん』を“想像のまんなか”する―読むことへの旅、ジョン・バーニンガムとともに
絵本の「スパイ」になる―『もものきなしのきプラムのき』の間テクスト性をスパイすると
家族の声色をまねる―セイディの場合
『ビーノ』を読む―コミックに夢中になる子ども
バイリンガル読者の出現―英語が第二言語の子どもは絵本をどう読むか
絵を読みとること・言葉を読みとること―アンの苦悩
色のないのは一ペニー、色つきのはニペンス―絵本の絵と文の関係

著者紹介

ワトソン,ヴィクター (ワトソン,ヴィクター)   Watson,Victor
長年教鞭をとっていたケンブリッジ大学ホマトン・カレッジを1997年に早期退職し、現在は主として執筆活動に従事。専門は英文学(18世紀)および児童文学・絵本学。ニューカッスル児童書センター理事
スタイルズ,モラグ (スタイルズ,モラグ)   Styles,Morag
ケンブリッジ大学ホマトン・カレッジで、主にリテラシーと児童文学(詩・絵本)を講じるかたわら、子ども向けの詩のアンソロジーや異文化教育のブックガイドの編纂、児童文学や絵本に関する評論執筆、「現代児童文学の古典」シリーズ(コンティニュアム社)の編集を行う
谷本 誠剛 (タニモト セイゴウ)  
1939年兵庫県に生まれる。東京教育大学大学院英米文学科修士課程修了。静岡大学教授、筑波大学教授を経て、現在関東学院大学文学部文学研究科教授。日本イギリス児童文学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)