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大正・昭和の風俗批評と社会探訪 村嶋帰之著作選集 第2巻

盛り場と不良少年少女

大正・昭和の風俗批評と社会探訪−村嶋 2

出版社名 柏書房
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-7601-2613-2
4-7601-2613-9
税込価格 6,380円
頁数・縦 430P 22cm
シリーズ名 大正・昭和の風俗批評と社会探訪

商品内容

要旨

「盛り場」を溺愛し、夜毎さまよい歩いた新聞記者・村嶋帰之。酒盃の代わりにノートと鉛筆を握り、「顕微鏡的」に緻密な視線で描いた民衆娯楽の実態と少年少女たちの群。

目次

わが新開地(顕微鏡的研究)
少年及学生の自殺
盛り場の誘惑と陥穽
遺棄されたるチンピラの群
網を張る不良児群
何が彼を不良児にしたか
紐育の被虐待児収容所を見る
映画時代とその余殃
映画検閲の効果―映画時代とその余殃
映画街としての道頓堀、千日前
道頓堀の考現学的研究
民衆娯楽の王城『千日前』
米国の民衆娯楽
道頓堀の変貌

著者紹介

津金沢 聡広 (ツガネサワ トシヒロ)  
1932年生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科修士課程中退。現在、桃山学院大学特任教授、関西学院大学名誉教授、社会学博士
土屋 礼子 (ツチヤ レイコ)  
1958年生まれ。一橋大学社会学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、大阪市立大学大学院文学研究科助教授、社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)