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大正・昭和の風俗批評と社会探訪 村嶋帰之著作選集 第4巻

売買春と女性

大正・昭和の風俗批評と社会探訪−村嶋 4

出版社名 柏書房
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-7601-2615-6
4-7601-2615-5
税込価格 6,380円
頁数・縦 441P 22cm
シリーズ名 大正・昭和の風俗批評と社会探訪

商品内容

要旨

賀川豊彦をして、「私は、この書物を読んで、魂の勝利を思ふ。これは、罪悪よりも救の力の強いことを教へてくれる恩寵の記録である」と絶賛させた『歓楽の墓』をはじめ、裏社会に堕ちた女性たちの実相に迫った、ルポルタージュの数々。

目次

歓楽の墓
売淫論(一九二六年)
聖書に現れたる売淫
婦人売買禁止と日本
密売淫の一考察
公娼制度を一蹴せよ
堕胎より産児制限へ
公娼制度と婦人―日本のバツトラー夫人出でよ
売淫論(一九三〇年)
娼妓の生活
淫売婦の生活
芸妓の生活
無産婦人の内職調査
女工の寄宿生活
農業労働婦人の現状―藤田農場の姉妹に贈る

出版社
商品紹介

ブルジョア社会の産物として生まれた売淫の実相を、実体験を元に執筆した『歓楽の墓』を中心に、裏社会に生きる女性たちの姿を追う。

著者紹介

津金沢 聡広 (ツガネサワ トシヒロ)  
1932年生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科修士課程中退。現在、桃山学院大学特任教授、関西学院大学名誉教授、社会学博士
土屋 礼子 (ツチヤ レイコ)  
1958年生まれ。一橋大学社会学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、大阪市立大学大学院文学研究科助教授、社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)