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サザエさんの〈昭和〉

出版社名 柏書房
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-7601-2963-8
4-7601-2963-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

誰もがみんな、磯野家とともに生きてきた。選りすぐりエッセイで味わう、昭和のカンヅメ。長谷川町子略年譜付。

目次

1 『サザエさん』の大衆性(不幸なサザエさん(草森紳一)
サザエさんの性生活―「家」の権威主義と娼婦(寺山修司)
サザエさん(鶴見俊輔) ほか)
2 『サザエさん』はなぜ退場したのか(サザエさん(尾崎秀樹)
サザエさんの老後のために(寺山修司)
サザエさん・人気の秘密(樋口恵子) ほか)
3 長谷川町子が残したもの(長谷川町子さん追悼(鶴見俊輔)
長谷川町子さんを悼む(樋口恵子)
「サザエさん」と戦後(加藤典洋) ほか)

著者紹介

鶴見 俊輔 (ツルミ シュンスケ)  
1922年東京都生まれ。ハーバード大学哲学科卒。評論家、哲学者。戦後、雑誌「思想の科学」を創刊し、言論界に大きな影響を与えた
齋藤 愼爾 (サイトウ シンジ)  
1939年京城生まれ。俳人。高校時代に句作を開始、第8回氷海賞。1963年深夜叢書社を設立、出版・編集のかたわら、評論、小説などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)