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沖縄の記憶 〈支配〉と〈抵抗〉の歴史

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-7664-1935-1
4-7664-1935-9
税込価格 3,740円
頁数・縦 414,25P 20cm

商品内容

要旨

「普天間」に象徴される沖縄問題とは一体何なのか。なぜ、東アジア共同体構想は潰えたのか。琉球/沖縄の“支配”と“抵抗”の歴史を丹念に辿り、沖縄問題の起源を明らかにする。

目次

第1部 琉球/沖縄への視線(琉球王国から琉球藩、そして沖縄県へ―「琉球処分」
沖縄戦とは何であったのか?―強制された「集団自決」
米軍による直接軍事占領下の沖縄―「潜在主権」)
第2部 米ソ冷戦構造のなかの「日米条約」(日本「復帰」/沖縄「返還」運動―「核抜き、本土並み返還」
日米安保体制とは何か?―「平和国家」としての日本(本土)と「戦時国家」としての沖縄
「国土」と「国民」の(再)統合―「沖縄観光」
“物語”の力―「沖縄文学」)
第3部 内国植民地・沖縄の相克(グローバル化のなかの「日米同盟」―「少女暴行事件」(一九九五年九月四日)
日米軍事再編―「普天間」問題
琉球弧から眺める「東アジア」という表象空間)

著者紹介

奥田 博子 (オクダ ヒロコ)  
南山大学外国語学部准教授。米国ノースウエスタン大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)