禅竹能楽論の世界
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2014年3月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2099-9
(4-7664-2099-3) |
税込価格 | 7,260円 |
頁数・縦 | 434,12P 図版16P 22cm |
商品内容
要旨 |
ポスト世阿弥時代に「天下第一の上手」と称えられた能作者、金春禅竹(一四〇五〜七〇前後)。“芭蕉・杜若・定家”など、独特の深みを持つ能作品を生み出した一方、質・量ともに世阿弥に匹敵する、難解な能楽論を残したことで知られる。本書は、禅竹の身体論や世界観を、荒ぶる神と仏が織りなす宗教思想のダイナミズムの中から明らかにし、円や釼のイメージで示される能楽論を精緻に読み解く。能楽研究・思想史研究に新たな地平を切り拓く一書。 |
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目次 |
1 猿楽の芸能神としての翁と荒神(猿楽と翁/荒神信仰 |