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評伝レヴィナス 生と痕跡

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7664-2287-0
4-7664-2287-2
税込価格 4,620円
頁数・縦 413,16P 20cm

商品内容

要旨

哲学的生はいかに形成されるのか。ユダヤ教の中に一つの哲学的洞察を認め、自らそれを生きた哲学者レヴィナス。レヴィナスを一つの結節点とする知的ネットワーク、20世紀ヨーロッパ・ユダヤ精神史を描く、レヴィナス評伝の決定版。

目次

1 さまざまな場所(カウナス
ストラスブール
フライブルク・イム・ブライスガウ
パリ
捕囚生活
東方イスラエリット師範学校の日々
ラシー講義
タルムード講話)
2 さまざまな顔(水先案内人と流れ星―ヴァールとシュシャーニ
悪しき天才―ハイデガー
分身にして裏面―デリダ
近さと遠さ―リクール
文書管理人と先駆者たち―ビュルグヒュラーヴと紹介者たち
貴族と枢機卿―カステッリとヨハネ=パウロ二世
典礼と日常生活―娘シモーヌと孫ダヴィッド
モンテーニュとラ・ボエシー―ネルソン博士
ゴーゴリの鼻―息子ミカエル
世間からの認知
イェルサレムのレヴィナス)

著者紹介

マルカ,サロモン (マルカ,サロモン)   Malka,Salomon
1949年モロッコ生まれ。フランスで活躍するユダヤ人作家・ジャーナリスト。東方イスラエリット師範学校ではレヴィナスに直接学ぶ。ユダヤ人コミュニティ向けの総合誌『ラルシュ』誌編集長を務めたほか、『マガジン・リテレール』誌をはじめとする文化・学術雑誌に多く寄稿する。エマニュエル・レヴィナス、フランツ・ローゼンツヴァイクなどのユダヤ人哲学者の伝記や概説書など多くの著作がある
斎藤 慶典 (サイトウ ヨシミチ)  
慶應義塾大学文学部教授。1957年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学)。専門は現象学、西洋近現代哲学
渡名喜 庸哲 (トナキ ヨウテツ)  
慶應義塾大学商学部専任講師。1980年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。パリ第7大学社会科学部博士課程修了。博士(政治哲学)。専門はフランス哲学、社会思想史
小手川 正二郎 (コテガワ ショウジロウ)  
國學院大學文学部哲学科助教。1983年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学)。専門は現象学、フランス哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)