日本の難民保護 出入国管理政策の戦後史
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2024年1月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2938-1
(4-7664-2938-9) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 216,35P 22cm |
商品内容
要旨 |
本書は、庇護希望者の出入国管理という意味で「難民保護」を捉え、その変遷に焦点をあてる。本書の問いは、「なぜ日本は難民政策をとるのか」である。政策の転換期に着目し、時代ごとに再構築される日本の難民保護の特徴を明らかにしながら、その答えを導き出す。そのために、本書では、特に、日本という国家が、どのようにして難民保護を検討してきたのか、また、どのような言説が政策に反映されたのか、を政策形成過程から明らかにする。最終的には、日本の文脈から、庇護をめぐる難民研究、国境を越える人の移動をめぐる移民研究に対して学術的示唆を提供するとともに、今後の日本の難民政策の見直しに向けた政策提言を行う。 |
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目次 |
序章 日本の難民保護を問う |