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ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子

草思社文庫 あ1−1

出版社名 草思社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-7942-1802-5
4-7942-1802-8
税込価格 648円
頁数・縦 286P 図版24P 16cm

商品内容

要旨

出撃の前夜、特攻隊員の宮川軍曹は「小母ちゃん、死んだらまた小母ちゃんのところへ、ホタルになって帰ってくる」と鳥浜トメに言い残し、鹿児島県知覧基地から出撃していった。その夜、トメの家には本当に一匹のホタルが入ってきた…。大戦末期、軍の指定食堂で特攻隊員たちを親身に世話した鳥浜トメの姿を、娘の礼子が自らの体験を交えつつ語る。戦争の真実の姿がここにある。

目次

ホタル帰る・戦中篇(知覧
少年飛行兵
特攻始まる
群像
命ある限り
いまひとたびの逢ふこともがな
アリランの歌声
たとえ手は動かずとも
ホタル帰る
神々のたそがれ)
ホタル帰る・戦後篇(アメリカ兵の母
人類の母
観音像建立
日はまた沈む)

著者紹介

赤羽 礼子 (アカバネ レイコ)  
1930(昭和5)年、鹿児島県知覧生まれ。45年2月、県立知覧高等女学校3年進級を前にして、勤労動員で知覧の特攻基地へ、隊員の世話をする。動員解除後も母トメのもとで世話を続ける。56年、東京服飾専門学校師範科卒業。教師となる。59年に赤羽茂一と結婚。二児の母に。70年、新宿に元特攻隊員が集まる場所として酒亭「薩摩おこじょ」を開店。2005年10月、逝去
石井 宏 (イシイ ヒロシ)  
音楽評論家。1930(昭和5)年、東京生まれ。44年、航空兵を志願、新潟地方航空機乗員養成所本科六期生となる。終戦後、旧制湘南中学校、旧制静岡高等学校を経て、東京大学文学部美学科ならびにフランス文学科を卒業。日本楽器(現ヤマハ)、TBSを経てフリーに。音楽関係の著訳書多数。『反音楽史』(新潮社)で2004年山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)