銀河鉄道の父
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2017年9月 |
ISBNコード |
978-4-06-220750-8
(4-06-220750-8) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 408P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全2件
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銀河鉄道の父
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
第158回直木賞受賞作!!“銀河鉄道の夜”の宮沢賢治の父、政次郎の目線から綴った賢治への思い。本来は裕福な家業を継ぐべき賢治との親子の葛藤。それでも、奥底にある子への愛情が、子、賢治の夢を追わせてくれた。後世に残る賢治の偉業を支えた父親の気持ちが、岩手県の言葉から伝わってくる。構想のはじめから題名は「銀河鉄道の父」と決まっていたらしい。読みごたえ十分の受賞作です。
(2018年2月12日)
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- 森書店 (広島県東広島市)
第158回直木賞受賞!父でありすぎる父親が宮沢賢治に注いだ無上の愛。感動の「親子」小説!自分の父から「質屋に学問は必要ねぇ」と言われ、進学を断念した父・政次郎。だが、次に家業を継ぐべき息子・賢治は学業優秀で、上の学校へ行きたいと言う…。苦悩する父と夢を追い続けた息子の、対立と慈愛の月日。
(2018年2月7日)
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商品内容
文学賞情報 |
2017年
第158回
直木賞受賞 |
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要旨 |
宮沢賢治は祖父の代から続く富裕な質屋に生まれた。家を継ぐべき長男だったが、賢治は学問の道を進み、理想を求め、創作に情熱を注いだ。勤勉、優秀な商人であり、地元の熱心な篤志家でもあった父・政次郎は、この息子にどう接するべきか、苦悩した―。生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父政次郎との対立と慈愛の月日。 |
おすすめコメント
岩手県をイーハトヴにしたユニークな国民作家・宮沢賢治の生涯を、対立と愛情が相半ばする父・政次郎の視点で描く気鋭作家の意欲作。