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100年見つめてきました

わくわくライブラリー

出版社名 講談社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-06-532458-5
4-06-532458-0
税込価格 1,595円
頁数・縦 123P 22cm

商品内容

要旨

地上642メートルからの昭和、平成、令和。奈良県生駒山上遊園地にある現存する最古の遊具、飛行塔が話す歴史ファンタジー。

出版社・メーカーコメント

奈良県生駒市の生駒山上遊園地の戦争遺跡である遊具「飛行塔」がはなす歴史ファンタジー!標高642メートルの生駒山から見続けた昭和4年から戦時中、令和までの、歴史童話。飛行塔は、子どもたちを空の世界へと誘う楽しい遊具として、昭和4年に生まれました。戦争中は、飛行塔部分をもぎとられ「金属回収」されてしまいます。明石空襲、大阪空襲を目の前で見て「戦争とは何か」を考え、その後、高度経済成長期の変わる日本を見届け、令和の子どもたちにあたたかい声をかけます。長い年月の間、高い山のてっぺんから、いろんなものを見てきた飛行塔のお話。●巻末に、年表や語句説明もあり、「戦争を伝える」ためにもぜひご覧頂きたいです。●発売前から書店員さん、司書さんから評判です!「被害者」「加害者」ではなく、「第三者視点」で描かれる戦争童話は、子どもたちに客観的に戦争について考える力を与えてくれます。−−紀伊國屋書店横浜店 花田優子「平和がいかに大切か。争いのない世の中がどれだけ尊いものか。稼働する最古の大型遊具が見つめた、戦前、戦中、戦後。その歩みをユニークな手法で伝えるやさしくてせつない物語。幅広い世代に手に取って欲しいです!」−−NetGalley先読み読者

著者紹介

吉野 万理子 (ヨシノ マリコ)  
神奈川県出身。作家、脚本家。2005年、『秋の大三角』(新潮社)で第1回新潮エンターテインメント新人賞を受賞。2012年『劇団6年2組』、2015年『ひみつの校庭』(ともにGakken)で、うつのみやこども賞を2度受賞
川上 和生 (カワカミ カズオ)  
北海道生まれ。北海道デザイナー専門学院卒。デザイン会社勤務を経て、1986年からフリー。やわらかい線と温かみのある色彩で、その場の空気感まで丁寧に表現された作品世界は、子どもから大人まで幅広く親しまれている。絵本『ながいながい骨の旅』(松田素子・文/講談社)で2019年度児童福祉文化賞受賞。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)