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人間の安全保障

集英社新書 0328

出版社名 集英社
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-08-720328-8
4-08-720328-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

安全が脅かされる時代に、最も求められている「人間の安全保障」―紛争や災害、人権侵害や貧困など、さまざまな地球的規模の課題から、人々の生命、身体、安全、財産を守ることをいう。著者のセン博士は、二〇〇一年に設置された「人間の安全保障委員会」の議長を緒方貞子氏と共に務め、アジアで初めてのノーベル経済学賞受賞者である。本書は、今や流行語のようにもなっている「人間の安全保障」について、セン博士が、人間的発展、人権と対比しながら、その本質を語る小論集。グローバル化や、インドの核武装についての論考も必読。

目次

安全が脅かされる時代に
人間の安全保障と基礎教育
人間の安全保障、人間的発展、人権
グローバル化をどう考えるか
民主化が西洋化と同じではない理由
インドと核爆弾
人権を定義づける理論
持続可能な発展―未来世代のために

出版社・メーカーコメント

安全が脅かされる時代にセン博士は何を語る?紛争や災害、人権侵害や貧困などさまざまな課題から人々の生命や安全、財産を守るためにどうすればいいのか? ノーベル経済学賞受賞の著者が、「人間の安全保障」について平易に語る。他7編収録。

著者紹介

セン,アマルティア (セン,アマルティア)   Sen,Amartya
1933年、インド・ベンガル地方生まれ。53年カルカッタ大学経済学部卒業。59年ケンブリッジ大学で経済学博士号取得。ケンブリッジ大学、ロンドン大学経済学スクール、オックスフォード大学、ハーバード大学で教授を歴任。98年度ノーベル経済学賞受賞。98〜2003年、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ学長を経て、04年、ハーバード大学に復帰
東郷 えりか (トウゴウ エリカ)  
上智大学外国語学部卒業。翻訳グループ牧人舎に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)