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生きるチカラ

集英社新書 0549

出版社名 集英社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-08-720549-7
4-08-720549-5
税込価格 770円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

われわれの人生は、気にすればきりがないような小さな課題の連続である。人は、無数の選択を強いられながら生きており、ときには大きな困難に出合うこともある。だが、少し見方を変えてみると、正しい選択や誤った判断があるわけではないことがわかる。また、ふりかかる災難が、人生のきっかけにもなることもあるのだ。生きるのに正しいも間違いもない―。世界の聖地を調査してきた宗教人類学者だからこそ書ける、自分の生き方を手に入れる道とは何か。「生きるチカラ」が不足している現代日本人に必読の書。

目次

1 生きるのに「正しい」も「間違い」もない
2 あらゆる選択は誤りを含んでいる
3 金持ちはみんな不幸?
4 ふりかかった災難こそ人生のきっかけ
5 人間は支離滅裂でかまわない
6 自分の身に起こることはすべていいことなのだ

出版社・メーカーコメント

名著『偶然のチカラ』に続く待望の新書、ついに登場! 死ぬことを最大の幸福とみなす生き方とは? 老いも若きもストレスを抱えている現代社会で、「無理なく」「楽しく」「安らかに」生きる方法について、様々な文献や事例を駆使しながら解き明かす。

著者紹介

植島 啓司 (ウエシマ ケイジ)  
1947年東京生まれ。宗教人類学者。1972年東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、ミルチャ・エリアーデらのもとで研究する。関西大学教授、NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、人間総合科学大学教授を歴任。1970年代から現在まで、世界各地で宗教人類学調査を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)