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不平等をめぐる戦争 グローバル税制は可能か?

集英社新書 0852

出版社名 集英社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-08-720852-8
4-08-720852-4
税込価格 814円
頁数・縦 221P 18cm

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要旨

格差と貧困の広がり、地球環境の破壊、疫病の蔓延、紛争やテロ、ヘイトの連鎖など、現代社会の抱えるグローバル規模の課題は枚挙のいとまがない。一方的な富の収奪による不平等は、2016年4月に公表されたパナマ文書によっても明らかになっている。本書では、パナマ文書で衆目の下に晒されたタックス・ヘイブン(租税回避地)の問題点を指摘した上で、それを含むさまざまな地球的課題を解決する「グローバル・タックス」の考え方と仕組み、可能性を示している。著者は横浜市立大学学術院国際総合科学群教授、同グローバル協力コース長。国連食糧農業機関住民参加・環境担当官などのキャリアがあり、2005年以降、グローバル・タックスの研究を進めてきた。日本におけるグローバル・タックスの実現を検討する「グローバル連帯税推進協議会」の委員も務めている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年11月22日]

商品内容

要旨

名だたる大企業や著名人がタックス・ヘイブン(租税回避地)を利用して“合法的”脱税を行う実態を白日の下にさらした「パナマ文書」。それが示したのは、あまりにも不公平で一方的な富の収奪の世界だった。諸国民の税により築かれたインフラを利用し巨額の利益をあげながら、ほとんど納税しない大企業や富裕層の存在。租税を回避する巨額の富に対していかにして課税できるか?グローバル税制の考え方と仕組み、そしてその可能性を示したのが本書である。環境問題から貧困問題まで、これらを一挙解決できる財源は、ここにある。

目次

第1章 パナマ文書の衝撃
第2章 富の偏在を可視化すること
第3章 グローバル・タックスの可能性
第4章 グローバル・タックス実現のためのステップ
第5章 政治と現実を動かすために
第6章 グローバル・ガヴァナンス―EUの夢

出版社・メーカーコメント

寺島実郎氏推薦!「グローバル税制については実現が難しいという声が必ず出てくるが、超えなければいけない。ここには新たに人類が問われている国境を超えた問題についての知恵がある」 名だたる大企業や著名人がタックス・ヘイブン(租税回避地)を利用して合法的£E税を行う実態を白日の下にさらした「パナマ文書」。それが示したのは、あまりにも不公平で一方的な富の収奪の世界だった。諸国民の税により築かれたインフラを利用し巨額の利益をあげながら、ほとんど納税ない大企業や富裕層の存在。租税を回避する巨額の富に対していかにして課税できるか? グローバル税制の考え方と仕組み、そしてその可能性を示したのが本書である。環境問題から貧困問題まで、これらを一挙解決できる財源は、ここにある。

著者紹介

上村 雄彦 (ウエムラ タケヒコ)  
1965年生まれ。横浜市立大学学術院国際総合科学群教授、同グローバル協力コース長。専門はグローバル政治論。大阪大学大学院法学研究科博士前期課程、カールトン大学大学院国際関係研究科修士課程修了。博士(学術)。国連食糧農業機関住民参加・環境担当官、千葉大学大学院人文社会科学研究科准教授等を経て現職。グローバル連帯税推進協議会委員、グローバル連帯税フォーラム理事等も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)