ナチスの「手口」と緊急事態条項
集英社新書 0896
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2017年8月 |
ISBNコード |
978-4-08-720896-2
(4-08-720896-6) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
自民党が、ながらく憲法に加えることを狙ってきた緊急事態条項。災害・テロ発生時への対策だというのが表向きの説明だ。しかし、首相に権限を集中させ、国民の権利を制限するこの条項に別の意図はないのか。じつはヒトラー独裁の始まりは、ワイマール憲法に書かれた同様の条項だった。憲法学界の重鎮が、ナチ・ドイツ研究の最先端をいく歴史家とこの条項の危うさを徹底的に解明する。 |
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目次 |
第1章 緊急事態条項は「ナチスの手口」―大統領緊急令と授権法を知る(緊急事態条項の正体 |
出版社・メーカーコメント
ヒトラー独裁を招いた緊急事態条項。 当時、世界で最も民主的だといわれた ワイマール憲法の「落とし穴」が、この条項だったのだ。 では、自民党改憲案の緊急事態条項は、どうなのか? 憲法学界の重鎮が、ナチ・ドイツ研究の第一人者とともに 「独裁の始まり」とは何かを徹底解明する! 木村草太氏(首都大学東京法学系教授・憲法学者)絶賛! 「憲法問題を正しく冷静に考えるための必読書です」