• 本

人生は生い立ちが8割 見えない貧困は連鎖する

集英社新書 1251

出版社名 集英社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-08-721351-5
4-08-721351-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

人は生まれ育った環境に影響を受ける。今の日本はとりわけ経済的要因で人生が左右される。飢え、住む場所がない、非正規雇用の増加など「見える貧困」ばかりか、習い事や修学旅行に行けない、誕生日のお祝いをしないなどの「体験格差」、さらに自己肯定感や協調性などの非認知能力が育たない「見えない貧困」も蔓延している。自ら貧困家庭で育ち、その体験を書籍化した著者が、貧困が連鎖するメカニズムや、そこからの脱出がいかに困難かを、実体験やデータを交えて分析。同時に東京大学大学院教授山口慎太郎との対談で、「親から子に受け継がれるもの」を考察し、貧困を断ち切るための政策・方法を検討していく。

目次

第一部 見えない貧困は連鎖する(「健康的で文化的な最低限度の生活」
貧困は精神的余裕を奪う
「ズルい」「贅沢だ」で切り捨てられるもの
大人の貧困は同情されない
貧困問題は人権問題である ほか)
第二部 ヒオカ×山口慎太郎 学問の最先端から見えてくる、現実を変える方法(「非認知能力」の格差とは
「非認知能力」は後天的に身につけられるか
保育所利用の問題点
学歴が高いと、しつけの質も高くなる理由
「非認知能力」を形成するには ほか)

著者紹介

ヒオカ (ヒオカ)  
ライター。1995年生まれ。社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)