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被爆樹巡礼 原爆から蘇ったヒロシマの木と証言者の記憶

出版社名 実業之日本社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-408-00881-3
4-408-00881-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 143P 21cm

商品内容

要旨

「75年間草木も生えない」といわれたヒロシマで、翌年の春、芽を吹き返した木々。その小さな緑に人々は生きる力を取り戻した。原爆で焼かれ傷つきながらも芽を吹き返し、今も生き続けている被爆樹58か所約170本を、写真つきでエピソードとともに紹介。

目次

はじめに―被爆樹を知っていますか?
被爆樹巡礼 原爆から蘇った約百七十本に会いに行く(青少年センター西側のシダレヤナギ
広島城二の丸跡のユーカリ
広島市役所のソメイヨシノ ほか)
八月六日の記憶―一樹一樹に物語がある(京橋川を泳いで渡ると、ぼろぼろのシダレヤナギが立つていた 証言者・北川建次さん
菩提樹の木の下で見た母と弟の炎を忘れない 証言者・國分良徳さん
被爆クスノキとともに取り戻した鎮守の森 証言者・野上光章さん ほか)
被爆樹巡りモデルコース 原爆から蘇った木に会いに行こう(コースA 原爆ドームをスタートし、広島城へ
コースB 原爆ドームから市役所方面へ向かう
コースC 原爆ドームをスタートし、北へ、市電の終点へ ほか)

出版社
商品紹介

ヒロシマ原爆で被爆しながらも再び芽吹いた「被爆樹木」。その一樹一樹を写真つきで紹介。語り部や樹木医の思いも併せて収録する。

著者紹介

杉原 梨江子 (スギハラ リエコ)  
文筆家。広島県出身。叔父が被爆体験証言者。日本の木の文化、世界の木にまつわる伝承や神話、思想を中心に、植物と人間との交流の歴史を研究。被爆樹、巨樹、御神木などへの取材撮影の旅を続けながら執筆活動を行う。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)