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桜の下で待っている

実業之日本社文庫 あ19−1

出版社名 実業之日本社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-408-55402-0
4-408-55402-2
税込価格 652円
頁数・縦 247P 16cm

商品内容

要旨

面倒だけれど愛おしい「ふるさと」をめぐる感動作―郡山、仙台、花巻…桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行く先で待つものは―。実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと…複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く。注目の気鋭作家が丁寧に紡いだ、心のひだの奥底まで沁みこんでくる「はじまり」の物語。

おすすめコメント

東京から新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは――。面倒だけれど愛おしい「ふるさと」をめぐる珠玉の短編集。

著者紹介

彩瀬 まる (アヤセ マル)  
1986年千葉県生まれ。上智大学文学部卒業後、会社勤務を経て2010年「花に眩む」で第9回「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。2012年、東日本大震災の被災記『暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)