なめらかな社会とその敵 PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論
ちくま学芸文庫 ス28−1 Math & Science
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 2022年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-51120-1
(4-480-51120-2) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 446P 15cm |
商品内容
要旨 |
来たるべき300年後の社会を実行可能な形で構想した画期的試論、ついに文庫化!この複雑な世界を複雑なまま生きることはいかにして可能か―。これが本書の中心にある問いだ。生命の起源から説き起こし、膜と核の問題が社会制度と地続きであることが、最初に示される。社会の“なめらかさ”とは、膜の機能を弱め、諸物が連続的なつながりをなすネットワークへと開いていくことにほかならない。それは、情報技術の支援の下、貨幣・投票・法・軍事というコアシステムの変革によって実現される。近代のメジャーバージョンアップだ。巻末には、原著刊行後に顕在化した問題を俯瞰する新論考を付し、本書の現代性と可能性をあらためて照射する。 |
---|---|
目次 |
第1部 なめらかな社会(生命から社会へ |
出版社・メーカーコメント
近代の根本的なバージョンアップを構想した野心的試論、ついに文庫化! 複雑な世界をそのままで生きるための方途とは何か。本書は今こそ新しい。