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折れた竜骨

ミステリ・フロンティア 63

出版社名 東京創元社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-488-01765-1
4-488-01765-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 338P 20cm

商品内容

文学賞情報

2011年 第64回 日本推理作家協会賞受賞

要旨

ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、“走狗”候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年―そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ?魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場。

出版社
商品紹介

父は暗殺騎士の魔術に斃れた。魔術や呪いが横行する世界で「推理」は犯人に辿り着けるのか。中世イングランドを舞台にした大作登場。

著者紹介

米澤 穂信 (ヨネザワ ホノブ)  
1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目され、『春期限定いちごタルト事件』などの作品で人気作家の地位を確立する。また05年刊行の『犬はどこだ』以降は「このミステリーがすごい!」ランキングの常連になり、2010年度版では作家別得票数第一位を獲得した。新世代ミステリの旗手として現在最も注目される俊英のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)