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春期限定いちごタルト事件

創元推理文庫

出版社名 東京創元社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-488-45101-1
4-488-45101-2
税込価格 660円
頁数・縦 251P 15cm

メディア化情報

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 小市民を目指す二人の高校生が織成す青春ミステリー

    岐阜県出身のミステリー作家、米澤穂信さんの連作ミステリー第一弾。小市民を目指す小鳩君と左内さんの小市民?的な会話と先の読めない謎解きは読んでいて夢中になります。続編の夏期限定トロピカルパフェ事件と秋期限定栗きんとん事件も必読!

    (2009年10月9日)

  • 小市民シリーズ第1弾

    それぞれ、とある理由から「小市民(プチブル)」を目指す小鳩くんと小佐内さん。何故2人はそこまでして小市民に拘るのか?小鳩くんのダークサイドは少し語られますが、小佐内さんはまだ…。非常に気になります。作品の魅力の半分以上は、彼女によって構成されているといっても過言ではないでしょう。日常の謎を描いた青春ミステリ。古典部シリーズ同様、こちらもオススメ。(高)

    (2009年9月28日)

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商品内容

要旨

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。

著者紹介

米沢 穂信 (ヨネザワ ホノブ)  
1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)