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世界航路へ誘う港市・長崎・平戸

シリーズ「遺跡を学ぶ」 038

出版社名 新泉社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-7877-0738-3
4-7877-0738-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

一六世紀後半から一七世紀、長崎・平戸は世界航路の結節点となり、海外貿易の町=港市(こうし)として形成された。平戸のオランダ商館跡、長崎の旧六町・出島・唐人屋敷・長崎奉行所跡等の最新の発掘成果から、世界にひらかれた港市のダイナミックな歴史に迫る。

目次

第1章 港市遺跡としての長崎・平戸(長崎奉行所正門階段の発見
「長崎遺跡群」の提唱
港市貿易の町、長崎・平戸)
第2章 長崎以前の港市・平戸(倭寇の時代
中国人海商とポルトガル船の時代
オランダ商館の時代)
第3章 港市・長崎の展開(「諸民族雑居」の空間
ポルトガル貿易とキリシタン
出島とオランダ貿易
唐人屋敷と中国貿易
港市の要・長崎奉行所)
第4章 世界航路と長崎・平戸(倉庫と沈没船
長崎・平戸の流通資料
世界航路への結節点)

著者紹介

川口 洋平 (カワグチ ヨウヘイ)  
1969年、長崎市生まれ。西南学院大学文学部卒業。現在、長崎県教育庁学芸文化課主任文化財保護主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)