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邪馬台国の候補地・纒向遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 051

出版社名 新泉社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-7877-0931-8
4-7877-0931-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

奈良県・三輪山の麓に広がる纒向(まきむく)遺跡。二世紀末に突然あらわれ、四世紀中頃に突然消滅したこの大きな集落は、邪馬台国の有力な候補地として浮かびあがってきた。祭祀場跡や大溝、東国や西国からやってきた人びとの痕跡、纒向型古墳などから追究する。

目次

第1章 三世紀の都市・纒向(三輪山の麓に広がる遺跡
邪馬台国の時代)
第2章 交通の要衝の地・纒向(特殊器台の発見
最初につくられた大溝
纒向へやって来た人びと
ヤマトから東国、西国へ向かう人びと
鍛冶―ツクシ型送風管の動き
物流センターとしての纒向)
第3章 纒向の祭祀(新しいカミ
カミと王の共食儀礼
祭殿と導水施設
ヤマトの神山と王権)
第4章 纒向から広がってゆく墳墓(纒向型古墳から箸中山(箸墓)型古墳へ
纒向型古墳
箸中山(箸墓)型古墳
新王権による旧王権への祭祀)
第5章 纒向は邪馬台国か(纒向が邪馬台国でなければなにか
邪馬台国東遷説と纒向
邪馬台国であることの証とはなにか)

著者紹介

石野 博信 (イシノ ヒロノブ)  
1933年、宮城県生まれ。関西大学大学院修了。兵庫県教育委員会、奈良県立橿原考古学研究所副所長兼附属博物館館長を経て、徳島文理大学文学部教授、香芝市二上山博物館館長、兵庫県立考古博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)