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古墳時代のシンボル・仁徳陵古墳

シリーズ「遺跡を学ぶ」 055

出版社名 新泉社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-7877-0935-6
4-7877-0935-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

世界遺産であるエジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵に劣らない巨大な仁徳陵古墳。陵墓のため立ち入りを許されないが、明治期に描かれた絵図、ボストン美術館収蔵の仁徳陵古墳出土とされる鏡や大刀、宮内庁による調査などからその真の姿を追求する。

目次

第1章 史上最大の前方後円墳(巨大な墓
日本最大の墳墓は仁徳天皇陵?
伝承と絵図が残る古墳)
第2章 あばかれた内部(あらわれた石棺・石室
前方部石室の出土品
五世紀の武装
仁徳陵古墳のころの新技術)
第3章 仁徳陵古墳を復元する(仁徳陵古墳の特色
宮内庁による観察報告
設計のモデルは、どの古墳?
墳丘の復元
仁徳陵古墳と陪家)
第4章 埴輪と須恵器を焼く(採集された埴輪
須恵器の大甕はステータスシンボル)
第5章 古墳時代のネットワーク(百舌鳥古墳群とその周囲の古墳群
仁徳陵古墳とその後の支配方式の転換)

著者紹介

一瀬 和夫 (イチノセ カズオ)  
1957年、大阪市生まれ。1979年、関西大学文学部史学科卒業。博士(文学)大阪府教育委員会文化財保護課技師・主査、大阪府立近つ飛鳥博物館主任学芸員などを経て、京都橘大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)