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黄泉の国の光景・葉佐池古墳

シリーズ「遺跡を学ぶ」 103

出版社名 新泉社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-7877-1533-3
4-7877-1533-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

愛媛県松山市の郊外、道後平野をみわたす丘陵上で未盗掘の古墳がみつかった。一四〇〇年あまりの時をへて慎重に開けられた石室内には「記紀」が記す神代の説話、イザナキの黄泉の国訪問譚を彷彿とさせる光景がひろがっていたのである。

目次

第1章 黄泉の国との遭遇(葉佐池古墳の発見
未盗掘の石室)
第2章 黄泉の国の光景(一号石室の調査
墳丘の調査
二号石室の調査)
第3章 葬送儀礼をさぐる(「殯」とハエ
「ヨモツヘグイ」と「コトドワタシ」
玄室内の謎の儀礼
墳丘での祭祀)
第4章 被葬者像をさぐる(葬られたのは首長?
考古学からみた道後平野
窯業生産地のリーダー)
第5章 地域の中の葉佐池古墳(史跡指定
葉佐池古墳のこれから)

著者紹介

栗田 茂敏 (クリタ シゲトシ)  
1953年愛媛県生まれ。1978年京都大学文学部中退後、松山市教育委員会、財団法人松山市生涯学習振興財団を経て、公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センターに発掘調査担当として勤務。2015年現在、同センター専門嘱託員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)