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諏訪湖底の狩人たち 曽根遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 110

出版社名 新泉社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-7877-1540-1
4-7877-1540-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

日本列島中央に位置する山国信州のオアシス諏訪湖。その湖底に、精巧に作られた黒や赤の美しい石の矢尻が大量に埋もれていた。この「湖底の謎」に挑戦し、列島始原の人類を追い求めた坪井正五郎、鳥居龍蔵、藤森栄一らの軌跡をたどり、太古の狩人たちの開拓精神に迫る。

目次

第1章 諏訪湖の輝く宝(日本列島一美しい石鏃
諏訪湖底の謎)
第2章 湖底の謎を追った狩人たち(橋本福松の発見
坪井正五郎と曽根論争
考古学に目覚める地域住民
科学の眼で曽根に迫る
高校生戸沢充則の成果
藤森栄一の徹底研究)
第3章 曽根遺跡を探究する(ふたたび曽根へ
みえぬ湖底の生活の跡
曽根の暮らしは旧石器時代から
縄文時代草創期の単純な土器
美しく、大量の石鏃
掻器という石器の背景
曽根を語る貴重な石器)
第4章 曽根に生きた太古の狩人(狩人の暮らした諏訪湖畔の謎
縄文時代草創期の暮らしぶり
日本列島一美しい石鏃の意味)
第5章 曽根遺跡の保存と未来(諏訪湖の開発と保存運動
曽根遺跡発見一〇〇年、そして未来へ)

著者紹介

三上 徹也 (ミカミ テツヤ)  
1956年、長野県岡谷市生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。現在、長野県富士見高等学校教員。第10回尖石縄文文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)