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田中克彦セレクシヨン 2

国やぶれてもことばあり 言語学と言語学史篇

出版社名 新泉社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7877-1822-8
4-7877-1822-3
税込価格 3,850円
頁数・縦 497P 20cm
シリーズ名 田中克彦セレクシヨン

商品内容

要旨

日本語を維持しているのは、ことばの物知りや達人ではない。日々、このことばなしではやって行けない大多数の人たちなのだ!言語学者・田中克彦の1963年〜1998年の35年間の軌跡をたどる。

目次

第1部 一九六〇年代〜一九七〇年代(日本語を考える
戦後日本における言語学の状況
言語観の再検討を ほか)
第2部 一九八〇年代(言語批判の視点―『国語の将来』『国語史』『標準語と方言』その他
国語愛と教育のことば
支配の装置としての学術語―社会科学用語のジャルゴン性を撃つ ほか)
第3部 クレオールと多言語主義(ピジン、クレオールが語る言語の本質
書くことは自由か
“講演録”ことばとエコロジー ほか)

著者紹介

田中 克彦 (タナカ カツヒコ)  
1934年兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科、一橋大学大学院社会学研究科、ボン大学哲学部・中央アジア言語文化研究所(フンボルト財団給費)でモンゴル学・言語学・民族学を学ぶ。一橋大学名誉教授。社会学博士。モンゴル国立大学名誉博士。2009年モンゴル国北極星勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)