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田中克彦セレクシヨン 3

カナリヤは歌をわすれない スターリン言語学から社会言語学へ

出版社名 新泉社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7877-1823-5
4-7877-1823-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 420P 20cm
シリーズ名 田中克彦セレクシヨン

商品内容

要旨

人間には、世界が一つのことばになるのを願う一方で、自らの生まれ育ったことばを失うまいとする強い意志がある―なぜだろうか?言語と民族の関係を考え続けてきた言語学者・田中克彦の40年(1975年〜2016年)。

目次

第1部 われら「日本語人」のために(多言語主義と言語学
“講演録”人類史における言語
“講演録”人類史における言語共同体
近代言語学イデオロギーと日本国語イデオロギー
敬語は日本語を世界から閉ざす ほか)
第2部 ソビエト・スターリン言語学(科学論としてのソビエト言語学論争
民族にとって言語とはなにか
Leo Weisgerberと社会言語学―いかに私はWeisgerberを読むか
“読書ノート”『ヒトラー演説』
“田中克彦著『チョムスキー』の”書評にこたえて ほか)

著者紹介

田中 克彦 (タナカ カツヒコ)  
1934年兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科、一橋大学大学院社会学研究科、ボン大学哲学部・中央アジア言語文化研究所(フンボルト財団給費)でモンゴル学・言語学・民族学を学ぶ。一橋大学名誉教授。社会学博士。モンゴル国立大学名誉博士。2009年モンゴル国北極星勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)