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大配石と異形の土偶 金生遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 146

出版社名 新泉社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-7877-2036-8
4-7877-2036-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

大きな窓のような目、長く突き出た口、踏んばった両脚に直接顔面がのるような姿―この異形の土偶や大きな石棒などをとり込んだ、河原のような累々たる石の群れが、八ヶ岳南麓の水田の下から出土した。縄文中期の繁栄がすぎさった中部高地の縄文最後の光芒を描く。

目次

第1章 金生遺跡の発見(八ヶ岳南麓に縄文後・晩期の遺跡が
富士山を望む地)
第2章 あらわれた大配石遺構(石をめぐらす住居の出現
祈りの場―1号配石
石棒と石剣―4号・5号配石
金生最後の配石―2号・3号配石
配石墓
金生ムラの変遷)
第3章 縄文後・晩期の祭祀(石への祈り
異形の土偶
土製耳飾り
イノシシと祭祀)
第4章 縄文晩期の情景(山岳遠望
縄文後・晩期集落と広域交流
古代中国との交流を考える
晩期終末のムラ)
第5章 よみがえる金生遺跡(配石と住居の復元
史跡公園と考古資料館)

著者紹介

新津 健 (ニイツ タケシ)  
1949年、山梨県生まれ。上智大学大学院修士課程文学研究科史学専攻修了。元山梨県埋蔵文化財センター所長。現在、昭和測量株式会社文化財調査課研究顧問、山梨英和大学非常勤講師。専門分野:考古学(縄文時代)、文化財保護(史跡・景観関係)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)