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掘るだけなら掘らんでもいい話 藤森栄一考古学アンソロジー

出版社名 新泉社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-7877-2317-8
4-7877-2317-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 293P 20cm

商品内容

要旨

在野の考古学者の巨星・藤森栄一、没後五十年。縄文農耕、弥生文化、古墳の地域的研究、諏訪大社に関する重要論文と、考古学とは何かを鋭く問うエッセイ。

目次

1(掘るだけなら掘らんでもいい話
考古学への想い
考古学者は何をしてきたか)
2(原始焼畑陸耕の問題
中期縄文文化論
中期縄文土器とその文化
縄文中期植物栽培の起源
諏訪湖の大きかった時と小さかった時
弥生式文化に於ける摂津加茂の石器群の意義に就いて
信濃諏訪地方古墳の地域的研究(抄)
諏訪大社)
3(発掘ジャーナリズム
中央道と埋蔵文化財
“埋文”は何もいわないが…)

出版社・メーカーコメント

戦後、考古学という学問の魅力を多くの若者に強く印象づけ、希望と勇気をあたえた在野の考古学者、藤森栄一。没後50年という節目の年にあたり、藤森の重要論文(縄文農耕論、弥生文化論、古墳の地域的研究、諏訪大社研究)と考古学とは何かを鋭く問うエッセイを一冊に収録。

著者紹介

藤森 栄一 (フジモリ エイイチ)  
1911‐1973。長野県諏訪郡上諏訪町(現諏訪市)生まれ。旧制諏訪中学校卒業。在学中より諏訪地域のさまざまな遺跡をめぐり、やがて両角守一の教えもあり、発掘調査を行うようになる。その後、森本六爾から大きな影響を受け、考古学研究に邁進する。1942年に応召、中国、南方方面を転戦し、1946年に復員。1948年、諏訪考古学研究所を設立。諏訪湖曽根遺跡や八ヶ岳山麓の井戸尻遺跡、曽利遺跡、藤内遺跡などの発掘調査を進めると共に、長野県考古学会会長を務め、諏訪湖やビーナスラインの自然・遺跡保護運動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)