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こんだあきこのわたしの偏愛遺跡旅

出版社名 新泉社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7877-2320-8
4-7877-2320-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

独自の目線で遺跡をめぐる。日本にもある!ストーンサークル、ワクワクの山城攻め、古墳はかわいい?遺跡で妄想!?してみませんか。“土偶女子”初のエッセイ。

目次

ざわつく弥生のテーマパーク―吉野ヶ里遺跡(佐賀県/弥生時代)
ビーナスへ愛を込めて―棚畑遺跡(長野県/縄文時代)
ゼロ距離の旧石器人―サキタリ洞遺跡(沖縄県/旧石器時代)
ああ、ジブリ。―荒神谷遺跡(島根県/弥生時代)
古墳の“くびれ”はかわいいか?―保渡田古墳群(群馬県/古墳時代)
存亡をかけた戦いの握り飯―八王子城跡(東京都/戦国時代)
縄文界の異端児―井戸尻遺跡(長野県/縄文時代)
わたしたちのストーンサークル(前編)―大湯環状列石・伊勢堂岱遺跡(秋田県/縄文時代)
わたしたちのストーンサークル(後編)―大湯環状列石・伊勢堂岱遺跡(秋田県/縄文時代)
ぶいぶい言わすぜ日本海連合―青谷上寺地遺跡(鳥取県/弥生時代)
キング・オブ・縄文遺跡―三内丸山遺跡(青森県/縄文時代)
煌びやかさのうらに…―新沢千塚古墳群(奈良県/古墳時代)
海へ、漕ぎ出す―三浦半島海蝕洞窟遺跡(神奈川県/弥生時代)
ワンダー・オブ・石棒―塩屋金清神社遺跡(岐阜県/縄文時代)
おだしの国のイボキサゴ汁―加曽利貝塚(千葉県/縄文時代)
それでもお墓に入りたい―吉見百穴(埼玉県/古墳時代)
石に魅了された人たち
郷愁の響灘―土井ヶ浜遺跡(山口県/弥生時代)

出版社・メーカーコメント

土偶と考古学をこよなく愛する著者が、独自の目線で遺跡をめぐる。遺跡に立ち、出土品を見て、気がついたことや感じたことを手がかりに妄想するのは、かつてそこに暮らした“彼ら”の姿。城跡で見たおにぎりの意味、日本にもある!ストーンサークル、どうしてもここにお墓をつくりたかった理由、海に漕ぎ出す人間の胆力、きらびやかなアクセサリーに秘められたドラマ、貝塚の臭いはアイデンティティ…、愛とユーモアと妄想たっぷりに遺跡の魅力を綴ったエッセイ集。

著者紹介

譽田 亜紀子 (コンダ アキコ)  
文筆家。1975年岐阜県生まれ。京都女子大学卒。取材先で出会った観音寺本馬遺跡出土の土偶に衝撃を受け、土偶に興味をもつ。2014年7月に『はじめての土偶』(世界文化社)を上梓。現在は土偶にとどまらず、考古学全般をわかりやすく伝える文筆家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)